紙とペンで作る「道つなぎゲーム」|親子で遊べる手作り迷路
紙とペンで遊びたいけれど、何を描くか決まらない。そんな日は、点と点を道で結ぶ「道つなぎゲーム」を作ってみませんか。
普通の迷路のように完成した道を進むのではなく、遊ぶ人がその場で道を描いていくゲームです。目的地や途中の場所を自由に決められるので、毎回違う一枚になります。
道つなぎゲームの作り方
紙に出発点と目的地を描く
紙の離れた場所に、出発点と目的地を一つずつ描きます。
出発点は家、目的地は公園というように身近な場所にしても、雲の港から丸い山へ向かう空想の旅にしても構いません。絵の代わりに丸印と名前だけを書けば、すぐに準備できます。
途中に立ち寄る場所を加える
出発点と目的地の間に、立ち寄る場所をいくつか描きます。
「花の広場」「小さな橋」「音の鳴る門」など、好きな場所を作ります。紙のあちこちに離して配置すると、どの順番で結ぶか考えやすくなります。
線を引いて道を作る
出発点から、立ち寄りたい場所へ線を引きます。そこから次の場所へ進み、最後に目的地へ到着すれば完成です。
まっすぐな道、曲がった道、うずまきの道など、線の形は自由です。すでに描いた線を避ける、必ず一度は曲がるなど、親子で簡単なルールを加えても楽しめます。
基本の遊び方
一人ずつ道を作る
同じ配置を見ながら、親と子が別々の道を作ります。
最短の道を競う必要はありません。「花の広場に寄りたいからこちら」「曲がった道を描きたいから遠回り」と、選んだ理由を話してみましょう。
紙を二枚用意して同じ場所を描けば、それぞれの道を重ねずに比べられます。
交代で一本ずつ線を引く
一人が出発点から最初の場所へ線を引き、次の人が続きを描きます。
どこへ進むか相談しても、描く人だけで決めても構いません。思っていなかった方向へ道が伸びるため、協力して一枚を作る楽しさがあります。
完成した道を指でたどる
道ができたら、指を小さな旅行者に見立てて出発します。
途中の場所に着くたびに、「ここでは何をする?」「何が見える?」と一言ずつ加えます。道を描く遊びから、旅の物語へ自然に広げられます。
道の途中に置きたい場所
何を描くか迷ったときは、次のような場所を使えます。
- 色を一つ選ぶ広場
- 名前のない小さな池
- 三回曲がる道
- 丸い窓がある休憩所
- 好きな言葉を書く掲示板
- 空を眺める丘
- 新しい道具を考える工房
- 二つの出口がある庭
- 声を使わずに通る門
- 今日の目的地を決める分かれ道
実際の場所に似せる必要はありません。名前だけを書き、どんな場所なのかは道が完成してから決めてもよいでしょう。
ゲームのアレンジ
線の種類を指定する
場所ごとに、使う線を変えます。
「広場までは波線」「橋までは点線」「目的地まではまっすぐ」のように決めます。いろいろな線が一枚に集まり、地図のような見た目になります。
通らない場所を決める
紙に大きな丸や四角を描き、その中には線を引かないルールにします。
その場所を池、山、工事中の広場などに見立てると、どのように回り道をするか考える遊びになります。
道に名前をつける
完成した道を見て、名前を考えます。
曲がり角が多い道なら「くねくね通り」、丸い場所を通るなら「まんまる街道」といった具合です。同じ道でも、親子で違う名前をつけて紹介し合えます。
帰り道も作る
目的地へ着いたあと、別の線で出発点へ戻ります。
行きと同じ場所を通らない、帰りは二か所だけに立ち寄るなど、行きとは違う条件を加えます。紙の上に往復の道ができ、遊びを長く続けられます。
完成した紙を使って物語を作る
できあがった道には、出発から到着までの順番があります。その順番を使い、短い旅行の話を作ってみましょう。
「家を出て、色を選ぶ広場で青を選び、丸い窓の休憩所で空を見てから、雲の港に着きました」のようにつなげます。
親が最初の場所、子どもが次の場所を担当し、交代で一文ずつ話す方法もあります。
まとめ
道つなぎゲームは、紙に描いた場所を線で結び、自分だけの道を作る遊びです。紙とペンがあれば、迷路作り、地図作り、物語遊びを一緒に楽しめます。
立ち寄る場所や線のルールを変えながら、その日だけの道を親子で作ってみてください。



コメント